おすすめの人気ハイセンス A30Gシリーズ:価格比較

※価格情報:2021年3月

製品型番・メーカー・発売日・価格の目安・まとめ検索
1.32A30G(ハイセンス:HP)
 2021年2月 2-3万価格比較
2.32A35G(ハイセンス:HP)
 2021年2月 2-3万価格比較
3.40A30G(ハイセンス:HP)
 2021年2月 3-4万価格比較

その他のテレビ ⇒ テレビ一覧

ハイセンス A30Gシリーズ レビュー&選ぶときのポイント

先日おすすめ製品を探しに某大手家電量販店に行ったのですが、日本メーカー終わったな、と思いました。それは、テレビの映像の質と価格です。

大画面の4K放送って2Kと比べて格段に上です。何となく大画面の4Kテレビの映像を見比べて、一番好きなものをよく見ると、ハイセンス製品だったのです。しかも、確実に 日本メーカーよりも価格が安い 。人気になっているのも頷けます。

テレビは戦後には、誰もが欲しがるものだったのかもしれませんが、地デジ化で半強制的に買い替えてからは日本国内では需要も落ちて、メーカーとしても儲からないオワコンになりつつあります。

テレビの顔ともいえる パネルはほとんどが海外製 で、製品に「日本らしさ」を持たせるのは難しくなってきています。

使いもしないチューナーを増やしたり、一生見ないほどの量の番組が録画できるHDDを内蔵したり、不要なハイスペック化で価格を上げるような、どちらかと言うと良くないところが日本らしさになりつつあります。

映像の色や鮮明さを司る部分である映像エンジンは、日本人が作っただけあって日本人には、日本製が好まれる傾向にあります。

その完全に対局にあるのが、海外製品で、特に中国製が無視できなくなっています。ハイセンスは、2017年に東芝映像ソリューションの95%の株を譲渡されており、完全に 東芝を傘下 にしています。

その無視できないハイセンスの新製品A30Gシリーズについてレビューします。

A30Gシリーズの特徴

ハイセンスのA30Gシリーズは、2021年2月に発売されたフルハイビジョン/ハイビジョン液晶テレビ 2K液晶テレビ です。

A30Gシリーズには、人気の32インチと40インチがあるのですが、32インチの方は注意が必要なので、こちらからレビューします。

ハイセンス32A30Gと32A35Gの違い

32A30Gと一見同じように見える、32A35Gという機種が存在します。どちらも32インチで、メーカーのカタログによると、32A30Gと32A35Gは縦、横、高さ、全て全く同じサイズです。

製品を買ったときに付いてくる「取扱説明書」も共用で、 詳細な仕様を比較しても全く同じ なのです。では違いは何なのでしょうか?
ご参考:https://www.hisense.co.jp/upload/32A30:35G_usermanual.pdf

仕様上全く同じなのに、型式が違う理由は意外なところで分かりました。商品の価格を調べることができる「価格ドットコム」を見ていると、32A30Gはラインナップされているのですが、32A35Gはヒットしません。

そして、32A35Gが販売されているところを見ると、「コジマネット」「ビックカメラ(楽天ビック)」「dショップ」「Joshin」などです。

性能や大きさに違いがなく、どちらがどちらとは判断がつきにくいですが、 ネット通販用と実店舗販売用とで型式を分けている可能性が高い です。

最近実店舗では、「他店が安い時はさらに値引きします」という店が増えてきました。ネットと実店舗で型式を分けることで、これらがぶつからないメーカーの知恵なのだと思われます。実店舗としては 価格が安いネットショップと比較されると厳しい という現状もありますからね。

これはパナソニックなど日本のメーカーでも当たり前に行われていることです。

価格が安いのでおすすめ

発売直後だと言うのに、40インチで3万3千円から3万7千円、32インチで2万5千円から2万8千円と かなり安い です。

この価格だと22インチのパソコン用のモニターとほとんど価格は変わらないほど安いです。しかも、当然テレビチューナーが付いているので、画面は大きく、テレビも見られて、価格も安いと言う最高条件となってしまいます。

外付けHDDをつければ、録画も できますので、これ以上必要なものはないと言えますね。

ちなみに、日本メーカーとの価格比較をすると、32インチで同じようなスペックの製品の価格は、3万円から13万円となっています。一番多いのは、3万5千円くらいでした。

その価格差1万円です。 約3割くらい安い と言えます。

要らないものは全て取り外して価格は安く

テレビの仕様を見るときに、HDRやIPSを見ることがあります。ちなみに、HDRは色の発色を良くしたり、明るさをソフト的に補正する機能で、IPSは画面を斜めから見ても暗くならない機能です。

液晶テレビは、格子状の部品を通して、バックパネルの光で明るくなっているので、斜めから見るとどうしても暗くなりがちな機構となっています。

30Gシリーズは、32インチと40インチなので、大家族がリビングで使うことは考えていないと思われます。主に 一人部屋での使用 を前提にしていると思われます。

一人で使うとしたら、当然真正面から見るので、IPSも要らないです。画面が明るかったり、暗かったりしたら、部屋の電気をつけたり、カーテンを閉めたりすることで改善されます。

映像にこだわらないならば、HDRも不要と言えます。

そして、要らないものを取り外した結果、 価格が安いので人気 です。その価格差が1万円です。3万円前後の製品を買うのに1万円違うとなると、必ずしも日本メーカーを選ぶとは限りませんよね。

要らないものは全て取り外して価格は安く

これまでもハイセンスは傘下の東芝映像ソリューション製のレグザエンジンNEOを使ってきました。

今回のA30Gシリーズには、「 NEOエンジン2K 」が搭載されています。公式発表がないのですが、東芝映像ソリューション製だと思われます。

日本人が日本人のために作った映像エンジンと、日本では量産することができない高品質のパネルの組合せでできているA30Gシリーズは、不要な機能を省いて、価格的にも他の日本製と比較しても約3割安く買うことができます。

必要な機能に絞って価格は安いので、使い方によっては かなりお得でおすすめ です。

ハイセンス A30Gシリーズのレビューと価格比較 ⇒ 先頭へ