
55インチ液晶テレビの選び方
55インチ液晶テレビは、リビングの主役となるサイズであり、映像の迫力や音質、そしてスマート機能の充実度など、家庭のエンタメ体験を大きく左右します。画質性能やHDR対応、音響システムに加え、録画機能やスマホ連携の有無などもポイント。価格だけでなく、使用目的に合った機能を見極めて選びましょう。
ランキングトップ5の特徴と価格比較
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- 1位:REGZA 55Z870N(東芝) 価格比較
- 2位:ハイセンス 55U8N(ハイセンス) 価格比較
- 3位:REGZA 55M550M(東芝) 価格比較
- 4位:BRAVIA 7 K-55XR70(ソニー) 価格比較
- 5位:REGZA 55Z870M(東芝) 価格比較
主要スペック比較表(55インチ液晶テレビ)
項目 | REGZA 55Z870N | ハイセンス 55U8N | REGZA 55M550M | BRAVIA 7 K-55XR70 | REGZA 55Z870M |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | 東芝 | ハイセンス | 東芝 | ソニー | 東芝 |
価格帯 | 16万~ | 13万~ | 7万~ | 13万~ | 12万~ |
発売日 | 2024/5 | 2024/5 | 2023/10 | 2024/8 | 2023/4 |
HDR方式 | HDR10+ ADAPTIVE, Dolby Vision IQ | HDR10+ ADAPTIVE, Dolby Vision IQ | HDR10+, Dolby Vision | HDR10, Dolby Vision | HDR10+ ADAPTIVE, Dolby Vision IQ |
音声出力 | 60W | 40W | 20W | 40W | 60W |
倍速対応 | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
チューナー | 地D×9 | 地D×3 | 地D×2 | 地D×3 | 地D×9 |
録画 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
VOD | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲームモード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スピーカー数 | 7 | 3 | 2 | 4 | 7 |
重量 | 23.5kg | 15.8kg | 14kg | 21.1kg | 25kg |
年間消費電力量 | 121kWh | 141kWh | 126kWh | 167kWh | 125kWh |
消費電力 | 245W | 180W | 157W | 224W | 210W |
HDMI端子 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
スマホ連携 | AirPlay 2 他 | AirPlay 2 他 | AirPlay 2 他 | AirPlay 2 他 | AirPlay 2 他 |
おすすめ人気 55インチ液晶テレビ:ピックアップ&レビュー
REGZA 55Z870N おすすめの理由
REGZA 55Z870Nは、東芝の最上位クラスに位置づけられる高性能4K液晶テレビであり、Mini LEDバックライトと量子ドット技術を組み合わせることで、明暗のコントラストと鮮やかな色表現を高次元で両立しています。搭載されている「レグザエンジンZR」は、地デジからネット動画まであらゆる映像ソースを高画質化する独自の映像処理チップで、特にバンディングノイズを抑える処理が優秀で、ネット動画の画質を格段に向上させます。
音質面では、重低音立体音響システムZとDolby Atmosに対応し、テレビ単体でも映画館のような立体音響を体感できます。スピーカー構成も7ユニットで、ウーファーやトップツイーターを含む豪華仕様となっており、音の広がりと明瞭感は他のモデルを圧倒します。
また、タイムシフトマシン機能により、最大6チャンネルの地デジ放送を自動録画できる点は、テレビ番組をよく視聴する方にとって大きなメリットです。さらに、Google アシスタントやAmazon Alexaとの連携、AirPlay 2によるスマホ連携にも対応しており、スマートテレビとしても非常に完成度が高い製品です。
ゲーム用途でもHDMI2.1に完全対応し、VRRやALLM、4K120p表示など、次世代ゲーム機との相性も抜群。総合的に見て、REGZA 55Z870Nは画質・音質・機能性のすべてでバランスが良く、コストパフォーマンスも優れたおすすめの1台です。
ハイセンス 55U8N おすすめの理由
ハイセンス 55U8Nは、映像美とコストパフォーマンスの高さを兼ね備えた実力派モデルです。東芝との共同開発により生まれた最新映像エンジン「HI-VIEWエンジンII」を搭載し、地デジ・BS・CS・4K放送、ネット動画、ゲームといったあらゆるコンテンツをAIが自動認識し、最適な画質にリアルタイム調整してくれます。この価格帯でMini LEDバックライト+量子ドットを採用している点も驚きで、明暗の表現や色の深みは上位モデルに匹敵する仕上がりです。
音質についても、40Wの高出力に加え、3スピーカー構成(メインスピーカー×2+サブウーファー)により、映画やスポーツ視聴時の臨場感は非常に高く評価されています。Dolby Atmosにも対応し、音の広がりと奥行きが加わったことで、テレビ単体でも満足度の高い音響が楽しめます。
スマート機能も豊富で、YouTubeやNetflixをはじめとする主要VODサービスに幅広く対応しており、AirPlay 2によるiPhone・iPadとのミラーリングも可能。さらに、Amazon Alexa対応のスマートスピーカー連携にも対応し、音声操作での利便性も高いです。
ゲーミング用途にも強く、HDMI2.1規格に準拠した4K120p・VRR・ALLM対応により、次世代ゲーム機との相性も抜群。入力遅延も少なく、ゲームにおいても滑らかで快適な操作感が得られます。年間消費電力量は141kWhと、やや高めではあるものの、それを補って余りある機能性と性能の高さが光ります。
このように、ハイセンス 55U8Nは映像・音・操作性すべてにおいて完成度が高く、価格以上の満足感を得たい方にとって理想的な1台といえるでしょう。
REGZA 55M550M おすすめの理由
REGZA 55M550Mは、東芝の4K液晶テレビの中でもエントリーモデルとして位置づけられながらも、実用的な機能と画質に優れた非常にバランスの良い製品です。搭載されている「レグザエンジンZR」によって、地デジやネット動画など多様な映像ソースをノイズを抑えつつ美しく再現し、特に人肌の色合いにこだわったナチュラルフェイストーンは、リアルで健康的な映像体験を提供してくれます。
バックライトには全面直下型広色域LEDパネルを採用し、明暗の表現力や色の鮮やかさは、エントリークラスとしては上出来の仕上がり。HDR対応も充実しており、HDR10、HDR10+、Dolby Vision、HLGといった主要フォーマットを幅広くサポートしています。
音質面では「レグザパワーオーディオシステム」を搭載し、フルレンジスピーカー2基による出力ながら、クリアな音声とバランスの良い再生を実現。Dolby Atmosには非対応であるものの、テレビ本体の音でも十分に映画や音楽を楽しめる性能を持っています。
また、録画機能やスマート連携も充実しており、外付けHDD録画や2番組同時録画、AirPlay 2やスクリーンミラーリングにも対応。スマートスピーカー連携(Google アシスタント、Amazon Alexa)や多彩なVOD対応など、日常的に便利に使える機能が豊富です。
ゲーム用途でもALLM対応のHDMI2.1ポートを備え、遅延の少ないゲームモードも実装。省エネ性能も優れており、年間消費電力量126kWhで、電気代も抑えられる仕様です。コストを抑えつつもしっかりとした品質を求める方には、このモデルが非常におすすめです。
BRAVIA 7 K-55XR70 おすすめの理由
BRAVIA 7 K-55XR70は、ソニーのプレミアム液晶テレビとして、Mini LEDと最新の高画質エンジンを組み合わせたハイエンドモデルです。特徴的なのは、認知特性プロセッサー「XR」の搭載により、人の視覚特性に基づいた映像最適化が行われる点。明部と暗部を緻密に制御する「XR コントラストブースター」や、色の再現性を向上させる「XR トリルミナス プロ」、あらゆる映像を高コントラスト化する「XR HDRリマスター」など、映像を細部までリアルに仕上げる処理が詰め込まれています。
さらに、XR バックライト マスタードライブによるMini LEDの高精度制御により、非常に高いコントラストと黒の沈み込みを実現。有機ELに迫る表現力で映画やドラマ、スポーツ観戦にも適しています。倍速パネルと「XR モーションクラリティー」も搭載しており、動きの速い映像も残像感なく滑らかに表示できます。
音響性能も抜かりなく、アコースティック マルチ オーディオにより、画面全体から音が出てくるような没入感を演出。スピーカーはフルレンジ×2、トゥイーター×2の4ユニット構成で、Dolby Atmosにも対応。さらに、人の声だけを強調できる「ボイスズーム3」により、セリフが聞き取りやすくなる工夫も施されています。
Google TVをベースとしたスマート機能も充実しており、YouTubeやNetflix、U-NEXTなどの主要VODアプリはもちろん、Chromecast built-inやAirPlay 2にも対応。さらに、BRAVIA Connectアプリを使えばスマホでテレビの操作や設定も簡単に行えます。
ゲーム機との接続面でもHDMI2.1(4K120p/VRR/ALLM)に対応し、ラグの少ないゲーミング体験が可能。ソニーならではの画質と音のこだわりが詰まった、プレミアムな1台です。
REGZA 55Z870M おすすめの理由
REGZA 55Z870Mは、東芝の4K液晶テレビ「Zシリーズ」の中堅モデルながら、映像・音質・機能のいずれも非常に優秀で、実用性とコストバランスを重視するユーザーにとって魅力的な1台です。画面にはMini LEDバックライトと量子ドットシートを組み合わせた高性能パネルモジュールを採用し、明るい映像も深い黒も高精細に再現。色域も広く、映像の鮮やかさや自然なトーン表現に優れています。
映像エンジンには「レグザエンジンZR」を搭載。バンディングノイズを抑制しながら、ネット動画をはじめあらゆるコンテンツをリアルで美しい画質に変換してくれるため、ストリーミング中心のユーザーにもおすすめです。また、地デジ特有のノイズを軽減する地デジAIビューティや、自然な肌色を再現するナチュラルフェイストーンなど、東芝独自の高画質技術が惜しみなく盛り込まれています。
音質面では、重低音立体音響システムZとDolby Atmosを採用。フルレンジ、ツイーター、トップツイーター、ウーファーの7スピーカーをマルチアンプ駆動することにより、立体感と迫力ある音響を実現。テレビ単体でも満足できる音場の広がりを持っています。
利便性では、タイムシフトマシンに対応し、地デジ放送を最大6チャンネル分まるごと録画可能。視聴時間が限られている人や、好きな番組を逃さずチェックしたい方に最適です。さらに、スマートスピーカー連携やAirPlay 2にも対応しており、スマートホームの中心としても活躍します。
HDMI2.1にも対応し、VRR、ALLM、4K120pといった次世代ゲーミング機能も完備。消費電力も210Wと比較的抑えめで、実用性と高画質の両立を求める方に強くおすすめできるモデルです。
まとめ:価格だけで選ばない「本当におすすめ」な55インチ液晶テレビ
今回ご紹介した5製品は、すべて実用性とコストパフォーマンスを重視するユーザーの視点から厳選したものです。上位モデルのREGZA 55Z870NやBRAVIA 7 K-55XR70は、映像・音響ともに妥協のないクオリティを提供し、中位機のハイセンス 55U8NやREGZA 55Z870Mは高画質と先進機能を両立。エントリーモデルのREGZA 55M550Mも、価格を抑えながら高い省エネ性能と多機能を実現しています。スペック表と個別レビューを参考に、自分のライフスタイルにぴったりの一台を見つけてみてください。
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