
50型液晶テレビの選び方
50型液晶テレビは、リビングや寝室などに設置しやすく、視認性と省スペース性を兼ね備えたバランスのよいサイズです。購入時には、映像処理エンジンやHDR対応の有無、録画機能の種類などをチェックしましょう。また、最近は144Hz対応のゲーミング向けモデルや、音響性能を強化したモデルも充実しており、使い方に応じて選べます。さらに、スマホとの連携やVOD対応など、日常の使い勝手も大切なポイントです。この記事では、注目の5モデルを徹底比較し、それぞれのおすすめポイントと価格を紹介します。
ランキングトップ5の特徴と価格比較
- 東芝 REGZA 50Z670N 価格比較
- パナソニック VIERA TV-50W90A 価格比較
- ハイセンス 50U7N 価格比較
- シャープ AQUOS 4K 4T-C50GN2 価格比較
- パナソニック VIERA TV-50W80A 価格比較
項目 | REGZA 50Z670N |
VIERA TV-50W90A |
Hisense 50U7N |
AQUOS 4T-C50GN2 |
VIERA TV-50W80A |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | 東芝 | パナソニック | ハイセンス | シャープ | パナソニック |
価格帯 | 10万~ | 11万~ | 7万~ | 12万~ | 8万~ |
発売日 | 2024年5月 | 2024年6月 | 2024年5月 | 2024年7月 | 2024年5月 |
HDR方式 | HDR10/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョンIQ/HLG | HDR10/HDR10+/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョン/IQ/HLG | HDR10/HDR10+/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョン/IQ/HLG | HDR10/ドルビービジョン/IQ/HLG | HDR10/HDR10+/HDR10+ ADAPTIVE/ドルビービジョン/HLG |
音声出力 | 60W | 30W | 40W | 35W | 20W |
倍速対応 | ○(4K倍速補間) | ○(オブジェクト検出) | ○(クリアモーションPro) | ○(倍速液晶) | - |
チューナー | 地デジ×3/BS・CS×3/BS4K×2 | 地デジ×3/BS・CS×3/BS4K×2 | 地デジ×3/BS・CS×3/BS4K×2 | 地デジ×2/BS・CS×2/BS4K×2 | 地デジ×2/BS・CS×2/BS4K×2 |
録画 | 外付けHDD/2番組同時 | 外付けHDD/2番組同時 | 外付けHDD/2番組同時 | 外付けHDD | 外付けHDD/2番組同時 |
VOD | ○(ほぼ全対応) | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲームモード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スピーカー数 | 7(構成記載) | 2 | 3(フルレンジ×2 + ウーファー) | 4(ツィーター×2 + フルレンジ×2) | 2 |
重量 | 19kg | 16kg | 11.8kg | 17kg | 11.5kg |
年間消費電力量 | 109kWh | 155kWh | 112kWh | 145kWh | 155kWh |
消費電力 | 229W | 180W | 144W | 193W | 155W |
HDMI端子 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 |
スマホ連携 | AirPlay2/ミラーリング | AirPlay2 | AirPlay2/AnyviewCast | Chromecast built-in | AirPlay2 |
リンク:各インチごとの液晶テレビ・有機ELテレビ
◆ 液晶テレビ : 19型 22/24型 32型 40型 43型 49/50型 55型 65型 70型以上◆ 有機ELテレビ : 48型以下 55型 65型 77型以上
<選び方> ⇒ 各インチのテレビ人気機種と選び方&比較ポイント
おすすめ人気 50型液晶テレビ:ピックアップ&レビュー
東芝 REGZA 50Z670N おすすめの理由
REGZA 50Z670Nは、東芝が手がける高画質と多機能性を兼ね備えたスタンダードモデルの4K液晶テレビです。まず注目したいのが、映像処理エンジンに搭載された「レグザエンジンZR」の存在。これにより、地上波やネット動画などあらゆるコンテンツをリアルかつなめらかな映像で楽しめます。HDR方式も豊富で、「HDR10」「HDR10+ ADAPTIVE」「ドルビービジョンIQ」「HLG」に対応しており、明暗差の表現に優れた美しい映像を体感できます。
音質面では、「重低音立体音響システムZ」を搭載。フルレンジ×2、ツィーター×2、トップツィーター×2、ウーファー×1という構成の7スピーカーによる臨場感あるサウンドが魅力です。最大出力は60Wと、テレビ単体としては非常にパワフルで、外部スピーカーがなくても十分に満足できる音質です。
ネット動画に特化した画質調整機能「ネット動画ビューティ」や、AIによる放送番組のおすすめ表示機能「ざんまいスマートアクセス」など、便利機能も満載。録画は外付けHDDに対応し、2番組同時録画や自動録画も可能で、録り逃しも防げます。
ゲームを楽しむ方にとっても、4K120p/144p対応HDMI端子やALLM、VRR対応といった最新のHDMI2.1規格機能が充実しており、ラグの少ない快適なプレイが可能です。
このように、REGZA 50Z670Nは映像・音質・機能性すべてにおいてバランスが取れたモデル。価格帯も10万円前後とコストパフォーマンスに優れており、4Kテレビを初めて購入する方から映像や音にこだわる中級者まで幅広くおすすめできる1台です。
パナソニック VIERA TV-50W90A おすすめの理由
VIERA TV-50W90Aは、パナソニックが手掛ける4K液晶テレビの中でもハイグレードモデルに位置づけられる1台で、高画質とスマート機能の両立が特徴です。注目すべきは、直下型分割駆動 高輝度液晶と「Wエリア制御」を採用したことで、HDR映像の階調表現力が大きく向上し、引き締まった黒と鮮やかな明るさをリアルに再現しています。
映像処理エンジンには、パナソニック独自の「ヘキサクロマドライブ」を搭載し、色再現性と明暗のコントラストに優れ、まるで映画館で見るような深みのある映像表現が可能です。HDR規格も「HDR10+」「ドルビービジョン」「HLG」などに幅広く対応し、映像ソースを選ばず楽しめます。
スマート機能面では、Fire TV搭載が大きな魅力。YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオなど、主要なVODサービスをホーム画面からすぐに呼び出せるほか、Alexa対応でスマートスピーカーやスマートホーム家電との連携もスムーズです。リモコンにAlexaボタンが搭載されており、音声で照明やエアコンの操作も可能という利便性も見逃せません。
ゲーム対応でも優れており、HDMI2.1の主要機能(eARC、VRR、ALLM、4K120p、4K144p)に対応。スムーズな映像表示と低遅延を実現し、ゲーム機との相性も抜群です。
音質面では、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー(30W出力)を内蔵しており、シンプルながらクリアで広がりのあるサウンドを実現。設置も簡単な「転倒防止スタンド」や、スマホの画面共有に対応するAirPlay 2など、家族みんなで安心して使える工夫も施されています。
多機能でありながら価格帯も手頃で、スマート機能と画質を両立したい方には非常に実用的な一台といえるでしょう。
ハイセンス 50U7N おすすめの理由
50U7Nは、ハイセンスが提供する4K液晶テレビの中でもコストパフォーマンスに優れたモデルで、量子ドット×144Hzゲーミング対応という特長を備えています。エンタメ視聴からゲーム用途までマルチにこなす点が大きな魅力です。
画質面では、量子ドット技術による鮮やかな色再現に加え、HI-VIEWエンジンIIがコンテンツをAIで解析し、自動で最適な画質へ調整してくれるため、地デジ・BS・4K・VODなど、あらゆる映像を自然かつ高精細に楽しめます。HDR方式も「HDR10+」「Dolby Vision」「HLG」などを幅広くサポートし、臨場感のある映像表現が可能です。
倍速機能としては「クリアモーションPro」を搭載。動きの速い映像でもブレを抑え、スポーツやアクションシーンも快適に視聴できます。また、144Hzの高リフレッシュレートに加えて、VRRやALLMなど最新のゲーミング規格にも対応し、ゲームプレイ時の映像の遅延やカクつきを最小限に抑えます。
音質も充実しており、フルレンジ×2+サブウーファー×1の3スピーカー構成で、合計40Wの実用最大出力。Dolby Atmos対応により、迫力ある立体音響が楽しめます。
スマートテレビ機能では、主要なVODアプリ(YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなど)を標準搭載し、AirPlay 2や「AnyviewCast」によるスマホ連携もスムーズ。Amazon Alexaとの連携も可能で、音声操作による快適な操作性も実現されています。
この性能ながら、価格帯は7万円台~と非常にお手頃。高画質・高音質・スマート機能・ゲーミング性能をバランスよく備えた、まさに万能型のモデルです。
シャープ AQUOS 4T-C50GN2 おすすめの理由
AQUOS 4T-C50GN2は、シャープ独自の「N-Blackパネル」を採用した4K液晶テレビで、つややかな黒表現と低反射を実現。映像の深みと見やすさを両立したモデルです。
搭載された画像処理エンジン「Medalist S5」はAIプロセッサーを内蔵しており、映像と音声を視聴環境に合わせて最適化。加えて、AI超解像やアニメ・ネットクリアといった独自技術により、地デジからネット動画までくっきりとした画質を楽しめます。
HDRは「HDR10」「Dolby Vision」「Dolby Vision IQ」「HLG」に対応しており、さまざまなコンテンツでリアルな色彩と明暗表現が堪能できます。また、倍速液晶を搭載し、滑らかな映像再生も可能です。ズーム2画面機能にも対応しており、2つの番組を同時表示できるのも特徴。
音質面では、「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」により、前方に向いたスピーカーが明瞭で迫力のある音を提供。Dolby Atmos対応で、映画などの立体音響にも最適です。
スマートテレビ機能としては「Google TV」を採用し、主要なVODアプリを多数内蔵。Chromecast built-inにも対応しており、スマホの映像をテレビへ簡単にキャストできます。
回転式スタンドは左右約30度の調整が可能で、視聴位置に合わせた柔軟な設置が可能。価格帯は12万円台~で、映像美・音質・利便性の三拍子が揃った、プレミアムな使いやすさを持つモデルです。
パナソニック VIERA TV-50W80A おすすめの理由
VIERA TV-50W80Aは、パナソニックのスタンダードラインに位置付けられた4K液晶テレビで、新世代 AI 高画質エンジンを搭載。映像のシーンやコンテンツに応じて自動的に画質を最適化するため、地デジでもネット動画でもクリアで自然な映像が楽しめます。
パネルはVA方式を採用し、直下型LEDバックライトとの組み合わせにより、コントラストの高い引き締まった映像表現を実現。また、HDR10/Dolby Vision/HDR10+ Adaptiveなど多彩なHDR方式に対応しており、映画やスポーツの臨場感をよりリアルに体感できます。
音響面では、Dolby Atmosに対応し、2つのフルレンジスピーカーから広がる立体音響で、動画視聴やゲームプレイの没入感も大きく向上。最大出力20Wの音声は、スタンダードモデルとしては十分なレベルです。
録画面でも、外付けHDD対応で2番組同時録画に対応。録画機能に関しても抜かりがなく、普段使いにとても便利です。
ネット動画対応も充実しており、YouTube・Netflix・Amazonプライム・Disney+など主要なVODサービスを網羅。Fire TV搭載により、スマートテレビとしての操作性やアプリの使いやすさも評価できます。
さらに、スマホ連携機能やAmazon Alexaによるスマートスピーカー連携にも対応しており、スマートホームとの親和性も高い1台です。
50V型というサイズ感も、日本のリビングにぴったりの設置しやすさで、価格帯も8万円台~と非常にコストパフォーマンスに優れたモデル。予算を抑えつつも高機能なテレビを求めるユーザーにおすすめです。
50型液晶テレビのまとめ
50型液晶テレビは、設置しやすいサイズ感と高画質・多機能を両立したモデルが多数揃っており、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。今回紹介した5製品はいずれも、各メーカーの最新技術を取り入れながら、映像・音響・ネット連携・録画機能などあらゆる面で高い完成度を誇ります。
例えば、REGZA 50Z670Nは「重低音立体音響システムZ」と「レグザエンジンZR」により、映像・音ともに高品質で、ネット動画も鮮明に楽しめる一台。一方、ハイセンス 50U7Nは144Hz対応やゲーミング向け機能が充実しており、ゲームユーザーにも適しています。
さらに、VIERA TV-50W90AやTV-50W80Aはスマートホーム連携やFire TV対応といった現代的な機能を搭載し、使い勝手の良さが光ります。AQUOS 4K 4T-C50GN2もシャープ独自の映像技術でAI自動補正などに優れており、番組視聴から動画サービスまで幅広く対応。
自宅のライフスタイルや使い方に合わせて選べば、価格以上の満足度を得られること間違いなしです。
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