
75・85インチ液晶テレビの選び方
75インチや85インチの液晶テレビは、リビングの主役として大迫力の映像体験を求める方にぴったりです。広い部屋での視聴でもしっかりと映像が楽しめるだけでなく、最近ではMini LEDや量子ドット技術により、高輝度で鮮明な映像表現が可能となっています。選ぶ際には、映像処理エンジンやサウンド性能も注目ポイント。さらに、録画機能やスマート連携機能の充実度も、日常的な使い勝手に大きく影響します。この記事では、注目の75〜85V型モデルを価格比較しながらわかりやすく紹介していきます。
ランキングトップ5の特徴と価格比較
- 東芝 REGZA 75E350M 価格比較
- ハイセンス 75U8N 価格比較
- 東芝 REGZA 75Z970N 価格比較
- SONY BRAVIA 7 K-75XR70 価格比較
- 東芝 REGZA 85E350N 価格比較
リンク:各インチごとの液晶テレビ・有機ELテレビ
◆ 液晶テレビ : 19型 22/24型 32型 40型 43型 49/50型 55型 65型 70型以上◆ 有機ELテレビ : 48型以下 55型 65型 77型以上
<選び方> ⇒ 各インチのテレビ人気機種と選び方&比較ポイント
製品スペック比較表(75・85インチ液晶テレビ)
項目 | REGZA 75E350M | 75U8N | REGZA 75Z970N | BRAVIA 7 K-75XR70 | REGZA 85E350N |
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メーカー | 東芝 | ハイセンス | 東芝 | SONY | 東芝 |
価格帯 | 14万〜 | 18万〜 | 34万〜 | 38万〜 | 23万〜 |
発売日 | 2024年6月 | 2024年5月 | 2024年7月 | 2024年8月 | 2025年1月 |
HDR方式 | HDR10+ / Dolby Vision / HLG | HDR10+ Adaptive / Dolby Vision IQ | HDR10+ Adaptive / Dolby Vision IQ | HDR10 / Dolby Vision / HLG | HDR10+ / Dolby Vision / HLG |
音声出力 | 30W | 40W | 122W | 40W | 30W |
倍速対応 | – | クリアモーションPro | 4K倍速補間 | XRモーションクラリティ | – |
チューナー | 地デジ×2 / BS4K×2 | 地デジ×3 / BS4K×2 | 地デジ×9 / BS4K×2 | 地デジ×3 / BS4K×3 | 地デジ×2 / BS4K×2 |
録画 | 外付HDD / 自動録画 | 外付HDD / 2番組 | 外付HDD / 2番組 | 外付HDD / 2番組 | 外付HDD / 自動録画 |
VOD | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ゲームモード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スピーカー数 | フルレンジ×2 | フルレンジ×2 + サブウーファー×1 | 11ユニット | フルレンジ×2 + トゥイーター×2 | フルレンジ×4 |
重量 | 24kg | 29.5kg | 50.5kg | 40.1kg | 37kg |
年間消費電力量 | 172kWh | 170kWh | 173kWh | 183kWh | 214kWh |
消費電力 | 218W | 300W | 388W | 344W | 325W |
HDMI端子 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
スマホ連携 | AirPlay 2 / ミラーリング | AirPlay 2 / AnyviewCast | AirPlay 2 / ミラーリング | AirPlay 2 / Chromecast | AirPlay 2 / ミラーリング |
おすすめ人気75・85インチ液晶テレビ:ピックアップ&レビュー
東芝 REGZA 75E350M おすすめの理由
東芝のREGZA 75E350Mは、コストを抑えながらも必要十分な性能を備えたエントリー向け大画面4K液晶テレビとして、非常に人気のあるモデルです。高精細な映像を映し出す75V型の大画面には、全面直下型LEDバックライトが採用されており、明暗のコントラストをしっかりと表現できます。また、映像処理には「レグザエンジンZR」を搭載し、シーンに応じた映像最適化を実現。「おまかせオートピクチャー」機能により、部屋の明るさや視聴環境に応じて自動的に画質を調整してくれます。
音質面では、「レグザパワーオーディオシステム」を搭載。大画面に見合った迫力ある音を提供し、映画や音楽、スポーツ観戦にも最適です。また、テレビ番組やネット動画の検索・表示機能も優れており、ざんまいスマートアクセスを利用することで、好きなタレントの出演番組も簡単に見つけることができます。録画面では、外付けHDDによる録画と自動録画にも対応しており、見逃しを防げる点も安心です。
VOD系の対応も非常に幅広く、YouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオなどの主要な動画配信サービスをカバー。さらに、Apple AirPlay 2やスクリーンミラーリングに対応しているため、スマートフォンやタブレットからのコンテンツ共有も簡単。Bluetoothや無線LANなどのネットワーク機能も充実しており、ホームネットワーク機能「レグザリンク」も活用可能です。
省エネ性能も優れており、年間消費電力量は172kWh、年間電気代の目安は約4,644円。消費電力218Wと大画面テレビとしてはバランスの良い省電力設計で、ランニングコストも安心です。重量も24kgとこのサイズでは比較的軽量で、設置もしやすい設計になっています。
75インチという大画面でありながら、価格は14万円台からと非常にリーズナブル。高機能を備えたREGZAらしいバランスの良さが光る製品で、「予算を抑えつつ大画面で快適に視聴したい」というユーザーにはまさにうってつけの1台です。
ハイセンス 75U8N おすすめの理由
コストパフォーマンスと高画質・高音質を両立させた75インチ液晶テレビが、ハイセンス 75U8Nです。Mini LEDバックライトと量子ドット技術を融合させた本機は、明るい部分と暗い部分の表現力に優れ、色の鮮やかさやリアルな映像描写を可能にしています。映像エンジン「HI-VIEWエンジンII」が、視聴中のコンテンツを自動認識し、それぞれに最適な画質へと調整してくれるのが大きな魅力です。
スポーツやゲーム、映画といったさまざまな用途に対して、自動で映像処理が最適化されるため、操作いらずで常に美しい映像が楽しめるのが特長。さらに、倍速駆動に対応した「クリアモーションPro」や「4K144Hz表示」「VRR(可変リフレッシュレート)」といった最新のゲーム向け機能にも対応しており、応答性が重要なゲームプレイにも最適です。
音質面でも抜かりがなく、フルレンジスピーカー2基+サブウーファー1基の3スピーカー構成で合計出力は40W。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しており、映像に没入できる迫力のサウンド体験が得られます。さらに、Amazon Alexa連携によるスマートホーム対応や、AirPlay 2・AnyviewCastによるスマホ連携も便利です。
ネット動画配信サービス(VOD)も豊富に対応しており、Netflix、YouTube、Amazonプライム・ビデオ、Disney+、DAZNなど、日常的に使うアプリがほぼ揃っている点も評価できます。また、録画機能としては外付けHDD録画と2番組同時録画に対応しており、使い勝手も良好。
省エネ性能では、年間消費電力量が170kWh、年間電気代は約4,590円と、このクラスのテレビとしては平均的。サイズは幅1673mm×高さ1032mmで、重量は29.5kgと設置性にも配慮されています。
最安価格は17万円台と、搭載されている性能を考えると非常に魅力的。高コントラストな画質とパワフルな音、ゲーム・動画視聴に強い性能を備えており、「コスパ重視で高機能を狙いたい」という方に非常におすすめの1台です。
東芝 REGZA 75Z970N おすすめの理由
東芝のREGZA 75Z970Nは、同社の技術を結集したフラッグシップ級の75インチ液晶テレビです。最新の映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載し、AIによるコンテンツタイプやシーン判別によって、あらゆる映像を高精細に表示。新開発のMini LEDバックライトと量子ドットパネルの組み合わせにより、圧倒的な明暗表現と色の純度を実現しています。
音響面では、重低音立体音響システムZISとレグザイマーシブサウンド360 PROを採用し、サウンドも妥協なし。合計11基のスピーカーを内蔵し、最大122Wの出力は、まるでシアターのような音響体験を提供します。Dolby Atmosにも対応しており、映像と音の臨場感を同時に楽しめる設計です。
さらに、REGZAならではの便利機能「ざんまいスマートアクセス」では、タレント名などを登録して関連番組をすぐに検索可能。リモコンには主要動画サービスのダイレクトボタンもあり、操作性にも優れています。
録画機能も非常に充実しており、外付けHDD録画に加え、2番組同時録画や自動録画機能にも対応。VODも主要サービスを網羅しており、Netflix、Prime Video、YouTube、U-NEXTなども快適に視聴できます。
消費電力は388W、年間消費電力量は173kWhと高性能モデルとしては納得の数値。省エネ基準達成率も100%とバランス良好です。サイズは横幅約1678mm、高さ1008mm、重量50.5kgと重厚感がありますが、左右15度の回転式スタンドで視聴位置の調整も可能。
価格帯は34万円〜とやや高めですが、その分の価値は十二分にあります。大画面・高画質・高音質すべてを追求したい方に最もおすすめできる1台です。
SONY BRAVIA 7 K-75XR70 おすすめの理由
SONY BRAVIA 7 K-75XR70は、映像美と音の臨場感にこだわり抜いたプレミアムモデル。Mini LEDバックライト+量子ドットを採用し、深みのある黒と鮮やかな色彩を両立しています。さらに、映像処理の要となる高画質プロセッサー「XR」と「XR 4K アップスケーリング」が、あらゆる映像ソースをリアルに再現。明部と暗部を高精度で制御するXR コントラストブースターも搭載し、自然で明瞭な描写を実現しています。
また、XR モーションクラリティー機能により、速い動きの映像も残像感なくクリアに表示。スポーツやアクション映画にも最適です。音響面では、アコースティック マルチ オーディオを搭載。画面裏に仕込まれたフルレンジ+トゥイーター計4基のスピーカーが映像と音の一体感を生み出し、Dolby Atmos対応で空間を包み込むような音響体験が可能です。
Google TVを搭載し、YouTube、Netflix、Prime Video、Disney+、U-NEXTなどのVODアプリを快適に使用できるのも魅力。Chromecast built-inやAirPlay 2によるスマホ連携も可能で、スマートテレビとしての完成度も高いです。
録画は外付けHDDに対応し、2番組同時録画が可能。チューナーは地デジ/BS/CS×3、BS4K/CS4K×3と充実しており、地上波も4K放送も快適に楽しめます。ゲームモードやHDMI2.1(4K120Hz、VRR、ALLM)にも対応しているので、PS5などのゲーム機との相性も抜群です。
年間消費電力量は183kWh、消費電力344W。省エネ基準達成率は95%で、パフォーマンスと消費電力のバランスも良好。サイズは1668mm×984mm、重量は40.1kgと大画面モデルとしては標準的な設計です。
価格は38万円前後からとハイエンドモデルにふさわしい価格帯ですが、スタジオ品質の映像・音・操作性を重視するユーザーには最適な選択肢。本物志向の方にぜひおすすめしたい1台です。
東芝 REGZA 85E350N おすすめの理由
REGZA 85E350Nは、2025年発売の新モデルで、大迫力の85インチ画面を手の届く価格帯で実現した注目機種です。REGZAシリーズらしく、映像処理エンジンには信頼のレグザエンジンZRを搭載。暗部と明部の階調をきめ細かく調整する「ダイナミックガンマ」制御により、コントラストに優れた自然な映像を映し出します。
ディスプレイは全面直下型LEDバックライトを採用し、視野角の広い設計と高輝度な表示で、部屋のどこからでも見やすく美しい画質を提供。HDRにも「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」「HDR10+」など主要規格に対応しており、映像配信サービスの高画質コンテンツも忠実に再現できます。
スマート機能も充実しており、ざんまいスマートアクセスやネット動画ビューティなど、REGZA独自の便利機能に対応。VODサービスはNetflix、Prime Video、YouTube、Disney+、U-NEXTなど主要サービスをフル網羅し、テレビひとつで幅広いコンテンツを楽しめます。
録画機能は外付けHDD録画+自動録画対応で、地デジ・BS・CS×2、BS/CS4K×2のチューナー構成により、快適な視聴・録画をサポート。スマホ連携もAirPlay 2とスクリーンミラーリングに対応しており、家庭内の映像共有にも柔軟です。
音質は30Wの出力で、フルレンジスピーカー×4基を搭載。Dolby Atmos非対応ではありますが、日常のテレビ視聴や動画視聴には十分なクオリティです。サイズは1892×1124×390mm、重量37kgと85インチとしては比較的軽量で、リビングに設置しやすい設計となっています。
省エネ面でも配慮されており、年間消費電力量は214kWh、年間電気代は約5,778円。消費電力は325Wで、同サイズ帯の中ではバランスの良い数値です。価格は23万円台〜と、85インチモデルとしては破格の設定。「大画面をリーズナブルに楽しみたい」という方に、最もおすすめの1台です。
75・85インチ液晶テレビ選びの総まとめ
75〜85インチの大画面液晶テレビは、ホームシアターのような迫力ある映像体験を自宅で楽しみたい方に最適です。今回ご紹介した製品は、高画質・高音質・録画機能・スマート連携など、ユーザーに嬉しい機能が満載でした。特に最近のモデルでは、Mini LEDや量子ドット技術が標準装備され、映像の明暗表現や色再現が格段に進化。映像エンジンの性能も向上しており、あらゆるコンテンツを高精細に映し出します。
また、音響面でもDolby Atmos対応が広がっており、テレビ単体で臨場感のあるサウンドを実現している点も見逃せません。VODサービスやゲーム向け機能も充実しているため、テレビが単なる「視聴機器」ではなく、多機能なエンタメステーションとしての役割を果たしています。価格帯も15万円台から30万円台後半まで幅広く、予算に応じた選択が可能です。購入の際は、設置スペースや消費電力、スマホ連携などの実用面も併せてチェックしましょう。
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