石窯ドーム:東芝電子レンジ価格比較&レビュー
※価格情報:2020年7月
■石窯オーブン:ER-V60
東芝のスチームオーブンレンジは、石窯ドームを目指しているようです。
ここで言う石窯とは、 庫内の4面からの遠赤外線効果 です。
庫内の、底、奥、左右面から遠赤外線効果で 中までじっくり焼くことできる のです。
V60は、庫内容量は23L。
レンジ最高出力が1,000W。
料理レシピが83 付いています。
実売価格は41,000円前後と東芝の電子レンジの中では、比較的価格が安い部類に入ります。
赤外線センサーで狙った温度に温めることができます。
例えば、-18℃のアイスは -10℃の食べごろ温度に 温めることができます。
ER-V60はスチームが使えることもあって、 ノンフライ調理 もできます。
鶏の から揚げは油なしで 作ることができるのです。
おつまみメニューなど 1分調理 で食べられるものもあるので、毎日晩酌をするという方にも人気があるようです。
買ったら使うので楽しみですね。
■石窯ドーム:ER-VD70
VD70は人気機種であるV60の上位モデルとなります。
VD70は、庫内容量26L。
V60よりも3Lの違いがありますが、それほど大きくなった印象ではありません。
レンジ最高出力は同じで1,000W。
料理レシピは119種類付いています。
実売価格は52,000円前後。
V60と比べて約10,000円の違いがあります。
V60と比べると、温度センサーの他に 赤外線センサー が追加になっています。
これにより、温めているものの温度を計って むらなく温めていく ことができそうです。
東芝のスチームオーブンレンジは、背面が 壁にぺったり付けられる ところが人気の秘訣です。
昔は10cmなど空ける必要がありました。
これだと、無駄なスペースができます。
そんなに広いキッチンってそれほどないでしょうからね。
置く場所が気になっている人にもおすすめの電子レンジと言えそうです。
■石窯ドーム:ER-VD80
VD70とほとんど変わらないように見えますが、違いは 過熱水蒸気モデル となっています。
加熱水蒸気を使うことで加熱する食材は みずみずしさを失うことなく加熱 することができるので人気があります。
庫内容積26L。
これはVD70と同じです。
レンジ最高出力は同じで1,000W。
料理レシピは137種類付いています。
VD70と比べると、微増でしょうか。
実売価格は58,000円前後。
V60と比べて6,000円の価格差があります。
これを高いとみるか、安いとみるかでしょうね。
水分を使ったスチームがあるということのメリットの一つとして お手入れ があります。
「手間なしお手入れコース」では、 スチームで汚れを浮かせる ことができ、掃除が簡単になると言います。
電子レンジの掃除は手間がかかるので、この機能はかなりの人気機能となっているようです。
■石窯ドーム:ER-VD100
VD100は、VD80の上位機種といえます。
過熱水蒸気オーブンレンジです。
庫内容積は、30LとVD70,VD80と比較して4L大きくなっています。
レンジ最高出力は同じで1,000W。
ここは、家庭用電源が100Vであることを考えると、ぎりぎり大きい容量なのかもしれません。
レシピについての記述ではなく、「自動メニュー」が108付いています。
これは単なるレシピだけではなく、「 ほったらかし家電 」のように、下ごしらえした食材を入れておくと 勝手に調理をしてくれる もののようです。
実売価格は、74,000円前後。
庫内の遠赤効果は 全面にグレードアップ しています。
遠赤センサーも8つになり、庫内の温度変化をこまめに知ることができます。
その分、 加熱むらを減らすことができる のでおすすめです。
■石窯ドーム:ER-VD3000
ここにきて急に型式が2桁から4桁に変わりました。
これまでとの大きな違いは、 温風が2段 になっています。
パンを焼くときなどに一度にたくさん焼けて重宝します。
庫内容積30L。
これまでと広さは変わりません。
レンジ最高出力は同じで1,000W。
自動メニューが130種類付いています。
VD100と比べると、微増でしょうか。
実売価格は72,000円前後。
VD100と比べて2,000円ほど安いので、 オーブンをよく使う家庭にはVD3000の方がおすすめ ですね。
薄型になったのも違いとなります。
ただ、薄型といっても、V60、VD70は奥行きが390mmで、VD3000は399mmなので寸法的には厚くなっています。
横幅、高さとの割合で言うと、薄くなっているので、見た目の話のようですね。
■石窯ドーム:ER-VD5000
庫内容積30Lは他の機種と同じです。
一般家庭のキッチンに置くことを考えるとこのくらいの容積が限界のようですね。
レンジ最高出力も同じ1,000W。
自動メニューは166種類と増えています。
小出しに増えている気もしますが、 熱風2段350℃ になっているので、その分調理できるメニューが増えたと信じたいですね。
オーブンが350℃になるというのは、 家庭用ではかなり温度が高い方 です。
VD100の上下ヒーター方式と比較すると、温度が250℃で250℃になるまで14分かかりました。
VD5000の過熱水蒸気方式なら、温度が350℃で100℃も高い上に、350℃に到達するまでにわずか5分です。
実売価格は、118,000円前後。
■石窯ドーム:
東芝のスチームオーブンレンジの最上位機種となります。
気になる実売価格は、158,000円前後。
やはり、最上位機種となるとそれなりの金額になりますね。
庫内容積30Lはこれまでと同じ。
レンジ最高出力も1,000Wで同じ。
自動メニューが 493種類 と格段に増えています。
本格オーブン料理も石窯オーブンのVD7000にお任せでできると言います。
庫内温度350℃もVD5000と同じです。
1024ポイント赤外線センサー、温度センサーで温度をチェックしているのも同じ。
VD5000では自動メニューが166種類なのに対して、VD7000では、493種類となっている点が大きく違います。
最近人気の「 ほったらかし家電 」としての部分に価値を見だしているのならばVD7000はおすすめです。
そこまで期待していない場合は、VD5000の方が安いのでそれでも十分だと言えます。
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