おすすめの人気液晶テレビ：AQUOS CH1ラインシリーズ：価格比較
※価格情報：2020年11月
液晶テレビ：AQUOS CH1ラインシリーズ レビュー＆選ぶときのポイント
シャープのアクオスでCH1シリーズは、4K対応の高画質テレビです。サイズは50、55、65インチと3タイプあり、パーソナルユースよりも、 リビングなどでみんなで使うことを想定 しているようです。
特徴としては不 要な機能をギリギリまで省いて、価格を安く抑えている ところでしょうか。これまでの日本の製品は、一生使わないような機能がてんこ盛りで価格も高くなっていました。
海外の製品は質もよく、価格もかなり安いので、それに対抗する目的なのかもしれません。ただ、使い物にならないのであれば、安物買いの銭失いになってしまいます。
CH1シリーズの仕様を確認しながら、使い方などをレビューしてみましょう。
4K画質
画質は4K対応液晶で、かなりきれいです。画素数も50インチ、55インチ、65インチ共に3840×2160です。2Kが1920×1080なので、 約4倍画質がいい という事になります。
2Kと4Kだと数字が2倍なので、2倍きれいなのかと思いがちですが、縦横それぞれ2倍なので、2ｘ2の4倍差があるのです。
「 低反射パネル 」を採用していて、外からの光や照明の映り込みを低減してくれ、明るいリビングでも見やすくなっています。色彩豊かな映像を再現する広色域技術「 リッチカラーテクノロジー 」で色合いにもこだわりがあるみたいです。一方で、気になる電気代は、消費電力を抑えたまま明るさを上げる「 ハイブライトネス 」機能があります。
HDRにも対応 していて、暗いシーンでも画面が真っ黒になってしまうんのではなく、輪郭が表示されるように色を表示し分ける機能が自動で常に稼働しています。これは ホラー映画を見るときなどにすごく有効 です。従来ホラー映画を見ると、肝心の怖いシーンはほとんど真っ黒で何が起こっているのか分かりませんでした。その方が怖いという事もあるでしょうが、輪郭がはっきりすることで内容が分かりやすくなり、想像以上に怖くなるかもしれません。
音質
55インチと50インチには、「 FRONT OPEN SOUND SYSTEM 」を搭載しています。これは、音声を前方に導く独自のリフレクター構造です。しかも、前面開口機構によって、音ぬけがよくなっているとのこと。邪魔なものがない方が音の通りがいいのは想像できそうです。
なお、65V型は、低音域から高音域まで臨場感のあるサウンドを再生する「 バスレフ型スピーカーボックス 」が追加されています。 前方からだけではなく、後ろからも音が反射して届く ようになっていますので、フロントと合わせて複雑な音の再現ができるようになっています。
録画
CH1シリーズでは、外付けのHDDを追加することで裏番組も録画することができます。
家電量販店で見ると「ダブルチューナー内蔵」なんて宣伝文句を見るかもしれません。これで裏番組を2つ録画できると誤解してしまい、失敗することがあります。1つは視聴用に使われるので、 チューナーは2つあっても裏番組は1つまでしか同時録画できません 。
普段の使用ではこれで十分なのですが、ドラマなど特定の時間に複数の局で好きな番組が放送される時間には、物足りないかもしれません。
ただ、最近では、 TVerなどテレビ局が番組をネットに配信 している関係で、後になって見逃した番組や、上記の様に重なってしまって見れなかった番組を見ることができます。少し工夫するだけで、特に困ることはないでしょう。
裏番組が1つしか同時に録画できないので、リビングで使うことも考えるとレコーダーをつなぐかもしれません。さらに、ゲーム機をつなぎ、もしかしたら、パソコンもつないで映画などの動画を楽しむかもしれません。
そうなるとHDMI端子が多い方が有利です。CH1シリーズは、どのサイズでも HDMI端子を4つ搭載 しています。これで、接続機器が4つまではケーブルの差し替えなしで使うことができるのです。通常時3つで、たまにビデオカメラなどをつなぐことを考えると、4つもあれば普通は十分でしょうね。
不要な機能を抑えることで、それぞれの実売価格は、それぞれおよそ50インチ11万円、55インチ13万2千円、65インチ18万7千円となっています。
ネットでの価格は比較的安定していますので、メーカーからの何らかのアプローチがあるのかもしれません。家電量販店では一般的にネット価格より高くなる傾向があるので、実機を見るのには良いのですが、 価格面ではネットの方がおすすめ です。見るだけ見て、買うのはネット通販にするというのは人気の買い方になっています。
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