エアコンの電気代はいくら?【畳数別・設定温度別の目安と年間コストの計算方法】
最終更新: 2026-10-11エアコンの電気代は「消費電力 (kW) × 使用時間 (h) × 電力量の単価 (円/kWh)」で計算できます。 単価を公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安の31円/kWhとすると、6畳用の冷房は定格運転で1時間あたり約14〜19円、 1日8時間・30日で約3,300〜4,500円、14畳用なら同じ条件で約8,200〜10,400円が目安です。 年間では冷房と暖房を合わせて6畳用で2万円前後、14畳用で3.5万〜4.5万円前後になる機種が多く、 本体価格と同じくらい「どの機種を・どう使うか」が家計に響きます。
このページでは、電気代の計算式とカタログ数値の読み方、畳数別の冷房・暖房の目安表、設定温度1℃やつけっぱなしの差、 古いエアコンからの買い替えで年間いくら下がるかの考え方、APFや統一省エネラベルの見方、工事費込み価格のチェックポイントをまとめました。 数値はいずれも公表されている一般的な条件から算出した「目安」で、お住まいの地域・断熱性・使い方で変わります。 畳数がもう決まっている方は畳数別・いま安いエアコンから型番ごとの3モール最安値へ進めます。 何畳用を買うか迷っている段階なら、先に畳数・能力 (kW) の選び方ガイドをご覧ください。
STEP 1: 電気代の計算式と、カタログ数値の読み方
電気代の計算そのものは単純で、消費電力 (kW) × 使用時間 (h) = 消費電力量 (kWh) に、電気の単価をかけるだけです。 難しいのは「どの数字を消費電力として使うか」です。エアコンのカタログには似た単位の数字がいくつも並んでいるので、先に整理します。
- 冷房能力・暖房能力 (kW) — 部屋から取り除く (または部屋に加える) 熱の量です。 「2.2kW」「4.0kW」などクラス名として使われる数字で、電気代の計算には使いません。 畳数の目安との対応は畳数ガイドにまとめています。
- 消費電力 (W または kW) — エアコンが実際に使う電気の量で、電気代はこちらで計算します。 ヒートポンプは電気を熱に変えるのではなく外気と熱を交換するため、冷房能力2.2kWの機種でも消費電力は0.5kW前後と、能力の4〜5分の1で済みます。
- 定格消費電力と (最小〜最大) — カタログでは「消費電力 450W (105〜850W)」のように書かれます。 真ん中の数字が定格 (標準的な負荷で運転したときの値)、括弧内が最小と最大です。 起動直後や猛暑日は最大寄り、設定温度に達して安定すると最小寄りの電力で動くため、実際の電気代は定格で計算した値より小さくなることが多いです。 本ページの1時間・1日・1か月の表は、分かりやすさを優先して定格ベースで作っています。
- 期間消費電力量 (kWh/年) — JISの標準条件で1年間使ったときの消費電力量。年間電気代の目安を出すならこの数字を使います (STEP 2で解説)。
単価の31円/kWhは、メーカーのカタログや統一省エネラベルの「年間目安電気料金」にも使われている業界共通の目安です (2022年7月に27円から改定)。 実際の単価は契約している電力会社・料金プランの電力量料金に、月ごとに変わる燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金を足した金額になります。 検針票や会員サイトで「使用量 (kWh)」と「請求額」を見比べ、請求額 ÷ 使用量で自宅の実質単価を出しておくと精度が上がります。 たとえば実質単価が35円なら、このページの金額を約1.13倍 (35÷31) してください。
計算例を一つ挙げます。10畳用 (冷房能力2.8kW) の定格消費電力が0.7kWの機種を、1日8時間・30日使ったとすると、 0.7kW × 8h × 30日 = 168kWh、168kWh × 31円 = 約5,200円/月です。 同じ機種を1日16時間使えば約10,400円、設定温度を緩めて平均消費電力が0.5kWに落ちれば8時間使用で約3,700円、という具合に増減します。 この「消費電力 × 時間」の感覚があれば、後述する節電策のどれが効くかも判断しやすくなります。
STEP 2: 畳数別の電気代の目安表 (冷房・暖房・年間)
各畳数クラスについて、メーカー各社が公表している定格消費電力のおおまかな幅から、1時間・1日 (8時間)・1か月 (8時間×30日) の電気代を計算しました。 幅の下側が省エネ性能の高い上位機、上側が標準的な機種のイメージです。特定の製品の値ではなく、クラス全体の目安として読んでください。
冷房運転の目安
| 畳数 | 1時間 | 1日 (8時間) | 1か月 (8時間×30日) |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 約14〜19円 | 約110〜150円 | 約3,300〜4,500円 |
| 10畳 | 約19〜25円 | 約150〜200円 | 約4,500〜6,000円 |
| 14畳 | 約34〜43円 | 約270〜350円 | 約8,200〜10,400円 |
| 18畳 | 約53〜65円 | 約420〜520円 | 約12,600〜15,600円 |
暖房運転の目安
| 畳数 | 1時間 | 1日 (8時間) | 1か月 (8時間×30日) |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 約16〜22円 | 約120〜170円 | 約3,700〜5,200円 |
| 10畳 | 約25〜31円 | 約200〜250円 | 約6,000〜7,400円 |
| 14畳 | 約37〜50円 | 約300〜400円 | 約8,900〜11,900円 |
| 18畳 | 約56〜71円 | 約450〜570円 | 約13,400〜17,100円 |
暖房は冷房より1〜2割高くなっています。夏は外気温33℃・室温27℃で温度差6℃ですが、冬は外気温5℃・室温20℃で15℃差と、運ぶ熱の量が大きいためです。 さらに外気温が2℃を下回るような日は熱交換の効率が落ち、カタログの「低温暖房能力」の欄にある条件に近づくため、消費電力は最大値付近まで上がります。 寒冷地や暖房メインの部屋では、表の上限より高くなる前提で見積もってください。
表はすべて「定格運転が続く」前提なので、実際には設定温度に達した後の消費電力が下がり、 在宅時間が短い家庭ならもっと安く、日中も在宅で外気温が高い地域ならこの範囲の上側になります。 14畳以上は消費電力そのものが大きいため、使い方の差が金額に直結します。LDKなど長時間使う部屋ほど、後述する省エネ性能の差が家計に効いてきます。
年間の電気代は「期間消費電力量」で見る
1か月の表は使用時間の仮定に左右されるので、年間の比較にはカタログの期間消費電力量 (kWh)を使います。 これはJIS C 9612で定められた共通条件、すなわち「東京をモデルにした外気温、木造住宅の南向き洋室、1日のうち6:00〜24:00の18時間運転、 冷房期間は5月23日〜10月4日の3.6か月、暖房期間は11月8日〜4月16日の5.5か月」で1年間使ったときの消費電力量です。 全メーカーが同じ条件で算出するため、機種同士の省エネ性能を横並びで比べられます。
| 畳数 | 期間消費電力量の目安 | 年間電気代の目安 (×31円) |
|---|---|---|
| 6畳 | 約600〜800kWh | 約18,600〜24,800円 |
| 10畳 | 約750〜1,000kWh | 約23,300〜31,000円 |
| 14畳 | 約1,100〜1,500kWh | 約34,100〜46,500円 |
| 18畳 | 約1,500〜2,200kWh | 約46,500〜68,200円 |
年間電気代の目安は「期間消費電力量 × 31円」で、統一省エネラベルの「年間目安電気料金」も同じ計算です。 同じ畳数クラスでも、省エネ上位機と標準機では期間消費電力量に2〜4割の差があり、14畳クラスなら年間1万円前後の電気代の差になります。 注意点は、この条件が「毎日18時間、約9か月運転」というかなり長時間の前提であることです。 共働きで日中不在の家庭や、冷房しか使わない温暖地では実際の電気代は目安の半分前後になることも珍しくありません。 逆に在宅勤務で日中もフル稼働、あるいは寒冷地で暖房を長く使う場合は目安を上回ります。 金額の絶対値よりも「機種Aと機種Bでどちらが何割少ないか」の比較に使うのが、期間消費電力量の正しい使い方です。
STEP 3: 使い方で変わる電気代 — 設定温度1℃とつけっぱなしの損得
設定温度1℃の差はどれくらいか
資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」が示す家庭の省エネ目安では、外気温31℃のときに2.2kWクラスの冷房設定温度を27℃から28℃に上げる (1日9時間使用) と 年間で約30kWh・約940円の節約、外気温6℃のときに暖房設定温度を21℃から20℃に下げる (同じく9時間) と年間で約53kWh・約1,650円の節約になります。 この数字は6畳クラスの小さいエアコンでの試算なので、14畳・18畳クラスなら消費電力に比例して2〜3倍の差になります。
割合でいうと、冷房は設定温度1℃につき消費電力が10%前後、暖房も1℃につき10%前後変わるといわれます。 冷房を26℃から28℃にすれば2割前後、1か月5,000円なら1,000円前後の節約が目安です。 ただし我慢して体調を崩しては意味がありません。室温計で実際の室温を確かめ、「設定温度を1℃上げて風量を強くする」「サーキュレーターで空気を混ぜる」 「寝るときは設定温度を緩めて連続運転」のように、体感温度を保ちながら消費電力だけを下げる組み合わせが現実的です。 湿度が下がれば同じ室温でも涼しく感じるため、梅雨時は除湿を組み合わせるのも手です (ただし再熱除湿は電気代が上がります。FAQ参照)。
つけっぱなしと、こまめに消すのはどちらが安いか
結論は「短時間の外出ならつけっぱなし、長時間なら消す」です。理由は、エアコンがいちばん電気を使うのは「部屋を設定温度まで持っていく」最初の時間帯だからです。 起動直後はカタログの最大消費電力 (6畳用で0.8〜0.9kW前後) に近い電力で運転し、設定温度に達した後は最小消費電力 (0.1〜0.2kW前後) に近いところで室温を維持します。 つまり安定時の3〜5倍の電力を使う立ち上げを何度も繰り返すより、安定運転を続けた方が安くなる時間帯がある、ということです。
| 場面 | 目安 |
|---|---|
| 30分〜1時間程度の外出 (買い物・送迎) | つけっぱなしが有利 |
| 2〜3時間の外出 | 外気温しだい |
| 半日以上の外出・就寝前の数時間 | 消す方が有利 |
| 就寝中 (7〜8時間) | タイマーより連続運転 |
大手空調メーカーが公表した検証でも、日中の猛暑時間帯 (おおむね9時〜18時) はつけっぱなしの方が安く、外気温が下がる夜間はこまめに消した方が安いという傾向が示されています。 境目はおおよそ「外気温と設定温度の差が大きい時間帯か」で決まり、断熱性の低い木造住宅や西日の強い部屋ほどつけっぱなし有利の範囲が広がります。
参考に、6畳用を24時間冷房で連続運転した場合の月額を考えてみます。安定後の平均消費電力を0.2〜0.3kWとすると、 1日あたり0.2〜0.3kW × 24h × 31円 = 約150〜220円、1か月で約4,500〜6,700円が目安です。 定格の0.5kWが24時間続くと仮定した約11,000円と比べると半分程度で、「つけっぱなし=高い」という印象より実際は穏やかです。 ただし断熱が弱い部屋・外気温が高い地域・設定温度が低い場合は安定時の電力が上がるので、この範囲を超えることもあります。 お使いの機種で確かめるなら、電力会社の会員サイトで30分ごとの使用量を見るか、コンセント型の電力計を1日挿してみると実際の値が分かります (200V機種は対応製品が限られます)。
STEP 4: 買い替えで年間いくら下がる? — 省エネ性能の見方と「元が取れるか」の計算
10年前の機種との差は「15%前後」が目安
資源エネルギー庁が毎年発行する「省エネ性能カタログ」では、エアコンの期間消費電力量は10年前の同クラス比で15%前後小さくなっているとされています (冷蔵庫の4割前後、照明の8割前後と比べると、エアコンの省エネ化は2010年代以降は緩やかです)。 買い替え効果の計算は「古い機種の期間消費電力量 − 新しい機種の期間消費電力量」× 31円です。 たとえば10畳クラスで年間1,000kWhの機種から850kWhの機種へ替えると、差は150kWh、年間で約4,650円の削減。 14畳クラスで1,500kWhから1,280kWhなら220kWh、約6,800円の削減が目安です。
この額だけで工事費込み10万〜15万円の買い替え費用を回収しようとすると20年以上かかるので、「10年前の機種なら電気代で元が取れる」とは言い切れません。 ただし、次の要素を足し合わせると判断は変わります。
- 経年による効率低下 — 熱交換器の汚れ、冷媒のわずかな漏れ、ファンモーターの劣化で、古い機種はカタログ値より多く電気を使っている可能性があります。 「昔より効きが悪い」「設定温度に達するまで時間がかかる」と感じる機種は、公表値の差以上に下がることがあります。
- 15年以上前の機種は差が大きい — 2000年代前半以前の機種は省エネ法のトップランナー基準 (2004年度・2010年度目標) を経る前の設計で、 現行機との期間消費電力量の差が2〜3割以上になるケースが多くなります。古い冷媒 (R22) を使う機種は修理時の冷媒補充も割高です。
- 故障リスクと修理費 — 補修用性能部品の保有期間はメーカー各社とも製造終了後おおむね10年で、それを過ぎると修理できないことがあります。 真夏に壊れると工事の予約が取れず数週間待ちになることもあり、繁忙期の緊急購入は価格面でも不利です。
- 使用時間の長さ — 1日に長く使うLDKの機種ほど削減額が大きく、寝室や子供部屋など短時間しか使わない部屋は小さくなります。 複数台あるなら「使用時間が長い部屋から」買い替えるのが順番としては合理的です。
省エネ上位機と標準機、どちらを買うべきか
買い替えでもう一つ悩むのが「同じ畳数で5万〜10万円高い省エネ上位機を選ぶ価値があるか」です。 これも期間消費電力量で計算できます。14畳クラスで標準機1,500kWh・上位機1,150kWhなら差は350kWh、年間で約10,850円。 本体の差額が8万円なら7〜8年で回収でき、10年使うなら上位機の方が総額で安くなります。 一方10畳クラスで標準機950kWh・上位機750kWhなら差は200kWh、年間約6,200円。差額8万円の回収に13年かかる計算で、 10年使っても標準機の方が総額で安い可能性が高くなります。
つまり畳数が大きく、使用時間が長い部屋ほど上位機が報われ、小さい部屋や使用時間が短い部屋は標準機で十分というのが、電気代から見た答えです。 上位機にはフィルター自動掃除・センサー制御・加湿や換気といった快適性の機能も付くので、それらに価値を感じるかどうかは別に判断してください。 なお、10年単位で見るときは本体価格だけでなく「工事費込みの総額 + 年間電気代 × 使用年数」で比べると、見かけの安さに惑わされにくくなります。
APF・省エネ基準達成率・統一省エネラベルの読み方
- APF (通年エネルギー消費効率) — 「1年間に発揮した冷暖房能力の合計 ÷ 期間消費電力量」で、電気1kWhあたり何kWh分の熱を運べるかを表します。 APF 6.0なら1kWhの電気で6kWh分の冷暖房ができる、という意味で、数字が大きいほど省エネです。 同じ畳数クラスで比べることが前提で、能力の大きいクラスほどAPFは低くなるのが普通なので、6畳用と18畳用のAPFを直接比べても意味はありません。
- 省エネ基準達成率 (%) — 省エネ法で定められた目標年度 (現行は2027年度) の基準に対して何%まで達しているかで、100%以上なら基準を達成しています。 2022年の基準改定で目標が引き上げられたため、以前のカタログで「達成率100%超」だった機種も、現行表示では100%を下回ることがあります。年式の違うカタログ同士は比べないでください。
- 統一省エネラベル — 店頭や製品ページに表示される緑色のラベルで、多段階評価点 (5.0〜1.0、0.1刻みの星表示)、省エネ基準達成率、 年間目安電気料金 (期間消費電力量 × 31円) がまとめて載っています。買い比べでいちばん手早いのは年間目安電気料金の差 × 使う予定の年数を 本体価格の差と比べることです。年間目安電気料金が5,000円違えば10年で5万円の差になります。
- 通販サイトでの確認箇所 — モールの商品ページは価格が目立ち、省エネ情報はスペック表の奥にあることが多いです。 「期間消費電力量」「APF」「消費電力 (最小〜最大)」「低温暖房能力」の4つを探し、型番でメーカーの仕様ページも確認するのが確実です。 当サイトの型番ページでは3モールの価格と送料・ポイントを比べられるので、仕様で候補を絞った後の価格比較に使ってください。
電気代を下げる使い方チェックリスト
買い替えなくても、使い方で1〜2割変わるのがエアコンです。効果が大きい順に並べました。
- 畳数が部屋に合っているか — 能力不足の機種は設定温度に届かず最大消費電力で動き続け、電気代が高いうえに冷えません。 どの使い方よりまずここです。判断の仕方は畳数ガイドへ。
- 自動運転で使う — 「弱風なら安い」は誤解です。弱風は設定温度に達するまで時間がかかり、高負荷の時間が延びます。 自動運転は立ち上げ時に強風で一気に冷やし、その後は最小電力で維持するので、結果として消費電力量が少なくなります。
- フィルター掃除を2週間に1回 — 資源エネルギー庁の目安では、フィルターを月1〜2回掃除すると年間約32kWh・約990円の節約 (2.2kWクラス)。 目詰まりは風量低下と消費電力増加の両方を招きます。自動掃除機能付きでも、ダストボックスの掃除と熱交換器の汚れ確認は必要です。
- 室外機の環境を整える — 吹き出し口の前に物を置かない、直射日光が当たるなら日よけ (ただし覆わず風通しを確保)、周囲に雑草やゴミをためない。 室外機が熱を捨てられないと効率が落ちます。真夏の夕方に周囲へ打ち水をするのも一時的に効きます。
- サーキュレーター・扇風機を併用 — 冷気は下に、暖気は上にたまります。空気を混ぜると室温のムラがなくなり、設定温度を1〜2℃緩めても体感が変わりません。 サーキュレーターの消費電力は20〜40W程度で、エアコンの1℃分より安く済みます。
- 風向を正しく — 冷房は水平 (冷気が自然に下がる)、暖房は下向き (暖気を床に送る) が基本です。風を体に直接当てずに部屋全体を循環させる方が快適で効率的です。
- 窓の熱を止める — 夏に入ってくる熱の7割前後、冬に逃げる熱の5割前後は窓からといわれます。遮光・遮熱カーテン、すだれ、断熱シート、窓の隙間テープはエアコンの負荷を直接下げます。
- 帰宅直後は換気してから — 真夏に閉め切った部屋は外気温より高いことがあります。数分窓を開けて熱気を抜いた後に冷房を入れると、立ち上げの負荷が減ります。
- 除湿方式を知る — 弱冷房除湿は冷房と同等以下ですが、再熱除湿は冷房より高くなります。電気代目的でドライ運転にするなら方式の確認を。
- シーズンオフの待機電力 — 待機電力は数W程度と小さいですが、数か月使わないならコンセントを抜く、またはブレーカーを落としても構いません。 シーズン前には試運転をして、異音・水漏れ・効きの悪さがないか確認しておくと、繁忙期の故障を避けられます。
工事費込み価格の見方 — 総コストで比べる
エアコンは本体価格だけでは買えません。通販でも「標準工事費込み」の表示が主流になっていますが、標準工事に含まれる範囲は販売店ごとに違います。 一般的な標準工事は「配管4m以内、室外機は地面またはベランダへの平置き、既設の専用コンセントが使える、壁の配管穴がある、真空引きを含む」といった条件で、 6〜14畳クラスで1万〜2万円前後、18畳以上の大型機で2万〜3万円前後が相場です。 以下のような条件が加わると現地で追加費用が発生するので、購入前に自宅の状況を確認しておきましょう。
| 追加になりやすい項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 配管の延長 (標準4mを超える分) | 1mあたり 約3,000〜4,000円 |
| 化粧カバー (室内・室外) | 約5,000〜15,000円 |
| 既設エアコンの取り外し・リサイクル | 約4,000〜8,000円 (リサイクル料金・収集運搬費を含む) |
| コンセント形状の変更・100V→200Vの電圧切替 | 約3,000〜6,000円 |
| 専用回路の新設 (分電盤からの配線) | 約15,000〜25,000円 |
| 室外機の壁面・屋根置き・2段置き | 約10,000〜20,000円 |
| 高所作業・隠蔽配管・穴あけ (タイル等) | 現地見積もり |
電気代の話と関わる注意点が二つあります。一つは電源の電圧で、14畳以上の多くと一部の10畳クラスは200V仕様です。 100Vのコンセントしかない部屋では電圧切替や専用回路の工事が必要になり、工事費が数千円〜2万円以上変わります。 なお「200Vだから電気代が高い」というのは誤解で、電気代は消費電力 (W) で決まり、電圧は関係ありません。 もう一つは既設機の処分で、家電リサイクル法の対象なのでリサイクル料金と収集運搬費がかかります。 下取りや回収無料を打ち出すセット商品もあるので、総額で比べてください。
最終的には「本体 + 工事費 + 追加費用」の初期費用に「年間電気代 × 使う年数」を足した総コストで候補を並べると、 本体が安いだけの機種と、少し高くても電気代の安い機種のどちらが得かがはっきりします。 当サイトの畳数別ランキングでは工事費込みセットの掲載価格も確認できるので、仕様で絞った候補の総額比較にお使いください。 窓用エアコンは工事費がかからない一方で消費電力はやや大きめなので、使用期間が短い部屋や賃貸では総コストで逆転することがあります (窓用エアコンのランキング)。
畳数別・いま安いエアコン【2026年10月】
週次で集計している畳数別の売れ筋ランキングから、掲載価格が安い順に3モデルずつ抜き出しました。 型番ページでAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの最安値と送料・ポイントを比較できます (価格はランキング集計時点)。 このページで解説した期間消費電力量やAPFは、型番でメーカーの仕様ページを確認し、年間目安電気料金 × 使用年数を本体価格の差と見比べてください。
6畳用エアコンでいま安いモデル
| 商品 | 楽天市場掲載価格 | 最安値 |
|---|---|---|
| 最短翌日設置 2026 大阪府限定 最安値に挑戦中 標準工事費込み 工事費込み 日立 東芝エアコ… (評価4.9・97件) | ¥63,000 | RAS-2216TL を3モール比較 → |
| ダイキン エアコン 6畳 Eシリーズ2026年 S226ATES-W (F226ATES-W+R… (評価4.7・51件) | ¥67,498 | S226ATES-W を3モール比較 → |
| 【商品3年・工事10年保証】【工事費込セット(商品+基本工事)】[AIRCON-06-H25CM… (評価4.3・153件) | ¥67,800 | AIRCON-06-H25CM を3モール比較 → |
10畳用エアコンでいま安いモデル
| 商品 | 楽天市場掲載価格 | 最安値 |
|---|---|---|
| ★☆エントリーでポイント5倍!10月31日まで!☆★【送料無料!在庫あり!】2026年度モデル日… (評価4.7・6件) | ¥73,225 | RAS-AJ2826S-W100V を3モール比較 → |
| 【工事費込セット(商品+基本工事)】 [AIRCON-10] 福袋 エアコン ジュプロ印 冷暖房… (評価4.2・56件) | ¥82,500 | AIRCON-10 を3モール比較 → |
| 《あす楽対応》 【レビュー特典付き】 ダイキン エアコン 10畳 S286ATES 単相100V… (評価5.0・5件) | ¥87,900 | S286ATES-W を3モール比較 → |
14畳用エアコンでいま安いモデル
| 商品 | 楽天市場掲載価格 | 最安値 |
|---|---|---|
| 【標準取付工事費込み】エアコン14畳 工事費込み 富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL… (評価4.7・111件) | ¥99,800 | AS-C405S-W を3モール比較 → |
| エアコン 14畳 工事費込み 工事費込 4.0kW いたわりエコモード プラス 消費電力を抑える… (評価4.3・93件) | ¥104,800 | IHF-4010G-W を3モール比較 → |
| 【商品3年・工事10年保証】エアコン 【工事費込セット(商品+基本工事)】 [AIRCON-14… (評価4.5・175件) | ¥106,600 | AIRCON-14-100V を3モール比較 → |
18畳以上エアコンでいま安いモデル
| 商品 | 楽天市場掲載価格 | 最安値 |
|---|---|---|
| 【標準取付工事費込み】エアコン18畳 工事費込み 富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL… (評価4.8・59件) | ¥119,700 | AS-C565S2-W を3モール比較 → |
| 【商品3年・工事10年保証】【工事費込セット(商品+基本工事)】 [AIRCON-18] 福袋 … (評価4.4・150件) | ¥123,600 | AIRCON-18 を3モール比較 → |
| 【2026年モデル】エアコン 工事費込み 18畳 5.6kW いたわりエコモード プラス 消費電… (評価3.7・74件) | ¥138,000 | IHF-5610G-W を3モール比較 → |
窓用エアコンでいま安いモデル
| 商品 | 楽天市場掲載価格 | 最安値 |
|---|---|---|
| スポットクーラー 移動式エアコン 家庭用 ナカトミ 小型 コンパクト 工事不要 冷房 除湿 送風… (評価4.2・12件) | ¥29,400 | MAC-20N を3モール比較 → |
| ウインドエアコン 移動式エアコン 窓用エアコン 冷媒R32 冷房専用タイプ 冷房 除湿 送風 ク… (評価4.1・50件) | ¥34,800 | MAC-20SL を3モール比較 → |
| 窓用エアコン ハイアール 冷房専用 (木造:4〜4.5畳・鉄骨:6〜7畳) JA-W16A 20… (評価4.2・75件) | ¥39,400 | JA-W16A を3モール比較 → |
畳数が決まったら最安値をチェック
畳数別の人気ランキングで、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの価格を比較できます。工事費込みセットの相場も各ページで確認できます。
