
24インチ液晶テレビの選び方
24インチ液晶テレビは、コンパクトで省スペースなため、寝室や書斎、子ども部屋など限られたスペースに最適なサイズです。最近のモデルはネット動画対応や録画機能、スマホ連携など機能性も向上しており、単なる「小さいテレビ」ではなく、実用性とコストパフォーマンスを兼ね備えた製品が揃っています。選ぶ際は、設置場所や用途に加えて、映像エンジンやVODサービス対応、消費電力などにも注目するのがポイントです。
ランキングトップ5の特徴と価格比較
- REGZA 24V35N(東芝) 価格比較
- 24A4N(ハイセンス) 価格比較
- AQUOS 2T-C24GF1(シャープ) 価格比較
- AQUOS 2T-C24GE1(シャープ) 価格比較
- LUCA LT-24WSX-F1(アイリスオーヤマ) 価格比較
主要スペック比較表
項目 | REGZA 24V35N | 24A4N | AQUOS 2T-C24GF1 | AQUOS 2T-C24GE1 | LUCA LT-24WSX-F1 |
---|---|---|---|---|---|
メーカー | 東芝 | ハイセンス | シャープ | シャープ | アイリスオーヤマ |
価格帯 | 2.6万~ | 2.2万~ | 4.6万~ | 4万~ | 2.5万~ |
発売日 | 2024年2月 | 2024年4月 | 2024年11月 | 2025年2月 | 2025年2月 |
HDR方式 | - | - | HDR10/HLG | - | - |
音声出力 | 12W | 12W | 6W | 6W | 6W |
倍速対応 | - | - | - | - | - |
チューナー | 地デジ×2/BS・CS×2 | 地デジ×2/BS・CS×2 | 地デジ×2/BS・CS×2 | 地デジ×2/BS・CS×2 | 地デジ×2/BS・CS×2 |
録画 | 外付HDD/自動録画 | 外付HDD | 外付HDD | 外付HDD | 外付HDD |
VOD | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
ゲームモード | ○(瞬速) | ○(低遅延) | - | - | ○ |
スピーカー数 | フルレンジ×2 | フルレンジ×2 | フルレンジ×2 | フルレンジ×2 | 2チャンネル |
重量 | 3.0kg | 2.8kg | 3.7kg | 3.6kg | 2.7kg |
年間消費電力量 | 38kWh | 42kWh | 38kWh | 36kWh | 46kWh |
消費電力 | 52W | 50W | 41W | 39W | 41W |
HDMI端子 | 2(ARC) | 2(ARC) | 2(ARC) | 2(ARC) | 2(ARC) |
スマホ連携 | AirPlay 2/ミラーリング | AnyviewCast/AirPlay 2 | Chromecast built-in | - | - |
おすすめ人気 24インチ液晶テレビ:ピックアップ&レビュー
REGZA 24V35N おすすめの理由
REGZA 24V35Nは、24インチというコンパクトなサイズながら、多機能・高画質・操作性の良さを兼ね備えたスタンダードモデルです。東芝独自の高画質エンジン「レグザエンジンHR」を搭載し、ネット動画でも地上波でもノイズの少ないクリアな映像が楽しめます。
特に、出演者やシーンから好みの番組を自動で録画する「みるコレパック」や、話題のVODコンテンツを検索できる「ざんまいスマートアクセス」は、テレビ視聴の新たな体験を提供してくれる機能。録画番組の早見再生(1.5倍速)にも対応しており、忙しい現代人にぴったりの使い勝手です。
音質面では、12Wのフルレンジスピーカー×2を搭載。音声を明瞭にする「クリア音声」機能により、セリフやナレーションがしっかりと聞き取りやすくなっており、ニュースやドラマ視聴に最適です。
ネット機能も充実しており、YouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオなど多数のVODサービスに対応。さらに、Apple AirPlay 2やスクリーンミラーリングに対応しているため、スマートフォンの画面をワイヤレスで映し出すことも可能です。
また、ゲームユーザーには嬉しい「瞬速ゲームモード」を搭載し、入力遅延を抑えた快適なプレイ環境を実現。コンパクトながらも機能は抜群で、一人暮らしや寝室用テレビとしても非常におすすめです。
消費電力は52W、年間消費電力量は38kWh(約1,026円)と省エネ性能も十分。価格帯も2.6万円〜と手頃で、予算を抑えつつ満足感の高いテレビを探している方にぴったりの1台です。
24A4N おすすめの理由
ハイセンス 24A4Nは、低価格ながら豊富なネット機能と映像クオリティを備えた、コストパフォーマンスに優れた24インチモデルです。VAパネルを採用し、映像のコントラストが高く、特に映画やドラマの暗部表現に強みがあります。
映像エンジンには高画質処理で定評のある「HI-VIEWエンジン2K」を搭載しており、地デジ放送やネット動画の画質を自然かつクリアに補正。解像度はハイビジョン(1366×768)ながら、引き締まった映像表現で、十分に満足できる視聴体験が得られます。
注目すべきは、リモコンに搭載された12個のVODダイレクトボタン。YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオなどの人気配信サービスをワンタッチで起動できるため、使い勝手は抜群です。また、VOD操作時にはテレビの電源が自動で入る設計も◎。
録画機能は外付けHDDに対応し、早見再生(1.3倍速)にも対応。地上波・BS・CSのトリプルチューナーを2基搭載しており、裏番組録画にも対応しています。
スマホ連携ではAirPlay 2やAnyviewCastに対応し、スマートフォンからのコンテンツ共有もスムーズ。ゲーム用途には、遅延を抑えた「低遅延ゲームモード」が搭載されており、カジュアルなプレイにぴったりです。
本体重量は2.8kgと軽量で、設置や移動もラクラク。年間消費電力量は42kWh(約1,134円)、消費電力は50Wと省エネ性能も十分です。
価格は2万円台前半と非常にお手頃。VODをよく視聴する方やコスパ重視派に最適な一台です。
▶️ 24A4Nの価格比較
AQUOS 2T-C24GF1 おすすめの理由
AQUOS 2T-C24GF1は、シャープの独自技術によって映像・音声の両面に配慮された、映りやすさと使いやすさを両立したスマートテレビです。24インチのハイビジョン液晶に加え、外光や照明の反射を抑える「低反射パネル」を搭載しており、日中のリビングや明るい部屋でも見やすいのが特長です。
映像処理には高性能エンジン「Medalist L1」を採用。地デジやネット動画など、さまざまなコンテンツをクッキリと鮮明に再現してくれます。さらに、低解像度の動画やネット配信にありがちなブロックノイズを補正する機能もあり、見ごたえある画面表現が楽しめます。
OSにはGoogle TVを採用しており、YouTubeやNetflix、Amazonプライム・ビデオ、Disney+などの人気VODサービスに対応。自分のアカウントに合わせたおすすめ表示機能や、スマホアプリとの連携も優れており、動画視聴に特化した1台といえます。
音質面では、音を前面に届けるリフレクター構造をスピーカーに採用。出力は6Wとやや控えめですが、小型テレビとしては十分な聞き取りやすさを実現しています。スマホ連携にはChromecast built-inを搭載し、スマートフォンやタブレットからの映像キャストが簡単に行えます。
録画は外付けHDDに対応しており、裏番組録画にも対応。2系統のHDMI端子とUSB端子を備え、さまざまな周辺機器との接続も柔軟です。年間消費電力量は38kWh(約1,026円)と優秀で、重量は3.7kgと持ち運びも容易。
価格帯はやや高めの4万円台後半ですが、映像の美しさや快適なネット動画体験を重視したい方に最適な一台です。
AQUOS 2T-C24GE1 おすすめの理由
AQUOS 2T-C24GE1は、シャープの「GE」ラインに属する、明るい部屋でも快適に使える低反射パネル採用の24インチ液晶テレビです。解像度は1366×768のハイビジョンですが、シャープ独自の映像技術によって、輪郭のはっきりした鮮明な画質を実現しています。
HDRやVODなどの高機能は備えていないものの、基本的な録画機能はしっかり搭載。地デジ・BS・CSのダブルチューナーに対応し、外付けHDDでの裏番組録画も可能です。テレビ番組を中心に楽しみたい方には十分な性能と言えるでしょう。
音質面では、6Wのフルレンジスピーカー×2に加え、音を正面へ届けるリフレクター構造を採用。声やナレーションが聞き取りやすく、ニュースやバラエティ番組の視聴に向いています。
ネット動画やスマートTV機能には非対応のため、Fire TV StickやChromecastなどの外部機器と組み合わせることで機能拡張が可能です。HDMI端子は2系統、USBも2端子あり、ゲーム機や録画機器との接続も問題ありません。
省エネ性能も高く、年間消費電力量は36kWh(約972円)、消費電力は39Wと非常に優秀。重量は3.6kgと軽量で、設置場所を選ばない点も魅力です。
価格は4万円台とやや高めですが、映り込みの少なさや目に優しい視聴環境を重視する方にとっては十分に価値ある1台。ベーシックな機能をしっかり押さえつつ、信頼のあるブランド品質を求める方におすすめです。
LUCA LT-24WSX-F1 おすすめの理由
LUCA LT-24WSX-F1は、実用性とコストパフォーマンスを重視するユーザーに向けた、アイリスオーヤマの24インチ液晶テレビです。価格は2.5万円前後と非常にリーズナブルで、必要な基本機能をしっかり押さえたバランスの良い1台です。
解像度はハイビジョン(1366×768)で、直下型LEDバックライトを採用。VAパネルならではの高コントラスト表示が魅力で、映像に奥行きと深みを与えます。映画やアニメの視聴にも向いています。
録画機能は、外付けHDD録画と1.5倍速の早見再生に対応。BS・CS・地上デジタルの3波ダブルチューナーを搭載しており、裏番組録画も問題ありません。HDMI端子も2系統備えており、レコーダーやゲーム機との併用にも便利です。
音質面では、6Wの2チャンネルスピーカーを搭載。出力こそ控えめですが、小型テレビとしては十分な音量が確保されており、リビングでのニュース視聴やラジオ代わりとしても使いやすい設計です。
スマートテレビ機能やVOD対応、スマホ連携機能は省かれていますが、その分設定も簡単で、「シンプルにテレビが観られればOK」という方にはかえって使いやすいモデルといえます。
省エネ性能も十分で、年間消費電力量は46kWh(約1,242円)、消費電力は41W。重量はわずか2.7kgと非常に軽量で、女性や高齢者でも楽に移動や設置が可能です。
コンパクトで価格も手頃なため、セカンドテレビや子ども部屋用、学習スペース用としてもおすすめです。
まとめ:24インチ液晶テレビは用途に応じて選ぼう
24インチ液晶テレビは、省スペースでも高機能なモデルが充実しており、寝室や子ども部屋、キッチンなど限られたスペースで活躍するカテゴリです。
例えば、REGZA 24V35Nは録画・VOD・スマホ連携・ゲームモードと多機能な万能型。24A4Nはネット動画に強く、価格も手頃なコスパ重視モデル。AQUOS 2T-C24GF1はGoogle TV対応で映像美も高評価。2T-C24GE1は映り込み対策とシンプル設計を重視したバランス型。そして、LUCA LT-24WSX-F1は最低限の機能で十分という方に最適な格安モデルです。
それぞれに個性があるため、「どこで・誰が・どう使うか」を意識して選ぶことで、満足度の高いテレビ選びができるでしょう。設置場所や使用目的に応じて、最適な1台をぜひ見つけてください。
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